探偵費用の相場を確かめる方法とは
探偵に調査を依頼する方が一番気にすることは「調査にいくらかかるのか」という点です。
調査にいくらかかるのかわかっていれば、その後の予定を立てることもできます。また、離婚を考えるなら少しでも離婚後の生活費にお金を残しておきたいと思っているはずです。
この探偵費用は、意外と簡単な方法で調べることが出来ます。
- 費用相場をネットで調べる
最近は、ネットを使えば多くの情報を集めることが出来ます。その情報のなかに探偵費用の相場も含まれます。
WEBサイト上で各調査の費用を計算してくれるサービスもあります。相場を調べると同時に、複数の探偵社にまとめて見積り依頼ができるサービスもあります。これまでに探偵へ調査を依頼したことが無い人にとって便利なサービスです。
- 探偵社の見積り結果を比較する
先程のネットを使った費用相場を調べる方法と似ていますが、各探偵社に見積り依頼を出して、その見積り結果を比較します。
見積り結果を比較すれば見積りを依頼した中で費用の高い探偵社と安い探偵社がひと目でわかります。
- 自分で費用を見積る
探偵の調査料金を自分で計算する方法です。この方法は探偵の料金の仕組みについて知る必要があるため、一般の人には難易度が高いかもしれません。
難易度は高いですが、自分で費用の計算をするため料金の仕組みもわかって、より正確に探偵の費用を比べることができます。
こうした方法で探偵費用の相場を確かめることができます。では、実際に探偵費用はどれぐらいかかるものなのか、浮気調査を例にして見てみましょう。
浮気調査の費用相場を調べてみよう
まず浮気調査の料金の仕組みから、それぞれの費用相場について見ていきましょう。
浮気調査、というより探偵の料金の仕組みでは、主に3つの形態が有名です。
- 時間制
調査時間を決めて、その時間分の調査を行います。
例えば、56時間(1日7時間を8日間)の浮気調査を行うこと。
- 成功報酬制
着手金と成功報酬の2つの項目がある形態です。
着手金30万円、成功報酬20万円で浮気調査を行うこと。
- パック制
調査時間、着手金、成功報酬、諸経費の4つの項目がまとめられた料金パック。
50万円の料金パックなら、それ以上の費用はかからない。
これらの3つの形態があり、それぞれ費用相場が違います。
時間制の場合、調査時間の長さによって大きく金額が違うます。また調査時間が長くなればそれだけ必要な費用も大きくなります。
成功報酬制なら、着手金と成功報酬額の2つで、それぞれの探偵社によって金額が異なります。
パック制は、まとめられた4つの項目それぞれの値が違いますし、パック自体も複数存在することがあります。
時間制、成功報酬制、パック制、それぞれ違いがあるため、費用相場を出すならそれぞれの形態ごとに計算する必要があります。
それでも、あえて浮気調査の費用相場とするなら、30万円~100万円が費用相場になると考えられます。
この金額にも理由はあります。
浮気調査で浮気の証拠が複数手に入るまでに必要な時間が、およそ20時間~50時間。調査日数にすると、1週間~1ヶ月です。
また、調査員の人数は2名~3名として、車両尾行を行わない徒歩尾行のみで浮気調査を行った場合の経費は数千円(電車賃やタクシー代)になると仮定した場合の金額。
それが、だいたい30万円~100万円という費用相場となります。
費用相場といっても金額にかなりの幅があります。もっと詳しい費用相場を出そうと思ったら、各料金形態ごとに依頼条件を絞り、計算をやり直す必要があります。
調査料金を節約する3つのポイントとは
仮ですが、費用相場がわかったとして、次に気になるのとしたら「どうやって費用を節約するか」です。
探偵の費用は、依頼のやり方次第で節約することが可能です。最後は、探偵費用を節約する3つのポイントについてご紹介したいと思います。
- 節約ポイント1.最低予算を決める
支払いが可能な限度額いっぱいで調査を依頼するのではなく、最低予算を決めておいて、その予算で調査が出来ないか探偵に相談する。
探偵も商売ですから、極端に低い金額では調査を受ける事を渋りますが、最初に低い金額を予算として伝えておけば、その金額から大きく外れた額を要求されることはまずありません。
- 節約ポイント2.適正な調査内容を確認する
適正な調査内容とは、例えば浮気調査の場合、調査員の適正人数は2名か3名で、多くなったとしても5人以上になることはありません。
しかし、5人以上の調査員を使う業者もいたりします。調査員の人数が増える=料金が高くなる、というわけで、適正な調査内容をあらかじめ調べておく必要があります。
- 節約ポイント3.調査時間1時間の単価を調べる
費用相場を見ていると、調査料金の総額ばかりに目がいってしまいがちですが、調査時間1時間の単価を比較するようにしましょう。
調査時間1時間の単価とは、調査員1名1時間の稼働料金(人件費)ということです。
この金額は、3000円~15000円と各社で違います。同じ調査時間で調査を行ったとしても、1時間の単価がこれだけ違うと、総額にも大きな影響を与えます。
このように、探偵費用を節約するには、3つのポイントに注意をしてください。
業者のなかには、ワザと高額な料金を請求する悪質な業者もいると耳にします。この節約ポイントは、それら悪質な業者を見分けるポイントでもあります。
探偵の料金トリックとは
探偵費用の相場を調べるなら、探偵の料金の仕組みについてもよく調べる必要があると思います。