探偵の見せかけの料金を見破る方法について
探偵の中には、依頼者を騙して高額な料金を請求する悪質な業者があります。

このような業者による被害はあまり表に出なかったり、騙された人が
騙されていたことに気が付いていなかったりして、
その全容は把握することは難しいですが、国民生活センターには、
年間に数千件の探偵業者とのトラブルの相談が寄せられていることから、少なくない数のそうした被害は起こっていると思われます。

この様な悪質な業者に騙されて高額な料金を請求されないようにするには、
探偵選びから優良な探偵か悪質な探偵かを見分ける必要があります。

しかし、これがそう言葉で言うほど簡単ではありません。
何を持って悪質な探偵であると判断するのか、悪質な探偵の手口を知らないと見分けることもできません。
料金が高ければ、その探偵は悪質というわけではなく、料金が高くなるのにもいろんな事情があるため、
優良な探偵とそうでない悪質な探偵を見分けるのに苦労します。

そこで今回は、見せかけの料金を請求する悪質な探偵の手口と、
探偵を正しく比較するための方法についてご紹介していこうと思います。


いくら調査料金が安くても、調査の質が悪い探偵には調査を依頼したくはありません。
調査の質が悪いと、証拠が取れない、調査に失敗するだけでなく、
お金を払ったのに証拠が使い物にならなかったという事態も起こる可能性があります。


そこで、探偵の調査の質を確かめる方法として、
その探偵事務所の調査報告書のサンプルを見せてもらいましょう。

調査報告書のサンプルで注目するポイントは3つ。
  • 証拠写真は鮮明であるか。
  • 調査内容が時系列で整理されて読みやすいか。
  • 客観的に事実が書かれているか。
証拠写真が不鮮明な調査報告書は使い物になりません。写真のサンプルがどの程度のレベルの解像度であるか確認をして、
自分が依頼する調査でも同じ解像度の証拠写真を求めるようにしてください。
また、報告書の内容は、時系列毎に調査を初めてから終わりまで、客観的な視点で報告されているか確認して下さい。
誰から読んでも、証拠を裏付けることができるわかりやすい調査報告書でないと、調査の質が高いとは言えません。
調査に失敗しないための対策
調査のプロである探偵も調査を失敗することはあります。
浮気調査中に調査対象者に尾行が気づかれたり、
車両尾行を行うと対象者の車を見失うといった事で調査を失敗することはあります。

そのため調査を失敗しない探偵に調査を依頼したいと考えますが、
こればかりは実際に調査を依頼してみないことには確かめようがないのでは?
と思っていませんか。
確かに調査を依頼してみないことには、調査を失敗するかどうかは確かめようがありませんが、
事前に調査を失敗する可能性がある探偵を見分けることはできます。


調査を失敗しそうな探偵を見分けるポイントは3つ。
  1. 調査員の経験が1年未満と経験が浅い。
  2. 証拠写真が不鮮明。
  3. 調査員の人数が極端に多い、または極端に少ない。
調査員の経験が浅いと調査を失敗する可能性は高くなるので、可能であれば経験豊富なベテラン調査員を1人は自分の依頼する調査に入れてもらえるように交渉しましょう。

また、先ほども調査報告書で少し触れましたが調査報告書のサンプルを見せてもらって、
証拠写真が不鮮明なものだった場合は調査が無事に終了しても、
証拠が使えない可能性もあるので、
証拠写真の出来は必ずチェックしておきましょう。


調査員は希望すれば5人でも10人でも増やすことが出来ます。まあ、探偵事務所に勤めている調査員の人数にもよりますが。
調査員が1人で尾行をすると、その調査員が対象者を見失えばその場で調査は失敗してしまいます。

また、調査員の人数が多すぎると対象者に調査員の姿が目にうつる可能性が高くなり、また調査員同士の連絡に手間がかかるので、
人数が多くてもやはり失敗する可能性が高くなります。
その調査に適正な人数で調査をしてくれる探偵事務所へ調査を依頼するようにしましょう。


悪質な探偵の手口を見破ると言っても、初めて探偵に依頼をする人に、
悪質な探偵とそうでない探偵を見分けろと言っても無理があります。
そこで、まずは実際の悪質な探偵の手口を知る前に、
どういった探偵業者に悪質な業者が多いのか、そのポイントを押さえて、
依頼先となる候補から除外する作業から始めましょう。

探偵業法で規制されている調査を行う違法な業者を除外
日本で探偵業を営む業者は、必ず公安委員会へ探偵業を行うための登録申請を行います。そして探偵業を名乗る業者は探偵業法と呼ばれる法律を順守した調査を行うことを義務付けられています。
そのため、探偵業法が認めていない調査を行っている業者というのは、悪質な業者であり、違法な方法で調査を行っているため、依頼者とトラブルになることが多いのです。
調査を依頼する探偵を見るときには、必ず公安委員会へ登録申請を行って発行された番号を持っている業者を選ばないといけません。

加盟協会が禁止する調査を行っている業者を除外
加盟協会とは、探偵業者にも調査業協会という民間の協会が存在します。この協会は弁護士協会や行政書士協会といった物と似ており、協会内で決められたルールを守り、営業を行っている業者が加盟するところです。
この協会が禁止する調査を行っている業者は、依頼者とトラブルになる可能性がある調査を行っており、悪質とまでは言わないまでも、たびたび問題にあがることがあります。

協会に加盟していない業者は注意
先ほど紹介した協会ですが、この協会には任意で加盟することができます。
そのため、探偵は加盟しなくても調査業務を行うことができます。
ただ加盟していない業者のなかには、協会が禁止している調査業務を行っているケースがあり、危険な調査を行っている可能性もあります
この3点はあくまで探偵を最初に見分ける基準だと思ってください。
探偵業の届け出をしていない業者は論外として、協会の加盟していない、協会が禁止する調査を行っているとしても、
その業者が絶対に悪質な業者かと聞かれると、そうではありません。

こちらの要素を参考に、まずは探偵をどの様に分類することができるのかを把握してください。

探偵の調査料金は、それぞれの探偵で独自に料金を設定しているので、まったく同じ金額で調査を行っている探偵はありません。
その探偵の料金の中には、とうぜん料金の高い探偵と料金の安い探偵があります。

調査を依頼する人にとって、料金の高い探偵よりも料金の安い探偵の方がかかる費用を抑えることができるので歓迎されます。

ただし、「料金が安い=優良な探偵」という公式は成り立ちません。

悪質な業者の中には、料金を安く表示して依頼者を集める業者もあります。料金が安い優良な探偵も存在しますが 不自然に料金が安い探偵の中には、パフォーマンスとして料金を安く見せているだけで、実際に調査を依頼すると、 後から追加料金という名目で高額な調査料金を請求されるというケースも報告があります。
また、逆に料金が高く設定されている探偵の中にも、悪質な業者とそうでない業者が入り混じって存在しています。

こうした業者を見分けるために、料金の安いと高いを比較するのはあまり意味がありません。
そのため、料金を参考に探偵を比較する場合には、料金の詳細、追加料金の有無について説明され、依頼をする人がその説明に納得できなければ、その探偵には依頼を控えるようにするのが一番かもしれません。

探偵を比較する際に、料金ばかり見ているとこうした失敗をしてしまうことがあります。
料金は大事ですが、実際に探偵と面談をして、話を聞いてからでも探偵を決めるのは遅くはありません。
複数の探偵から話を聞いて、出来るだけ多くの情報を集めてから、最終的に依頼を出す探偵を決めるようにしてください。
探偵に調査を依頼するなら、どの探偵を選ぶべきか?
依頼する調査によって探偵を選ぶ、調査料金の安さから探偵を選ぶ、
そして実績があり安心して調査を任せられる探偵を選ぶべきです。
調査の実績があり、あなたが望む調査を安心して任せられる探偵がきっと見つかります。

調査に自信があり、調査料金も安い、そんな探偵を探している方。
裁判や相手との交渉に役立つ証拠を手に入れることができます。

探偵に料金を安く調査をしてもらうために、依頼者が探偵と交渉することも大切です。
交渉といっても料金をただ値引き交渉をするのではなく、調査条件の指定を行い、探偵に提案をするのです。

多くの探偵事務所が調査料金のシステムにパック料金を採用しています。
調査員2名、調査時間30時間、諸経費、成功報酬といったすべてを合計した金額が調査の総額としてパック化されているわけです。
しかし、ここで調査時間を20時間に変更してもらえば、料金を安くしてもらうことが出来るはずです。

調査時間が短くなれば、ほしい情報が手にはいらない可能性を心配するかもしれませんが、
事前の準備をしっかりしておけば、調査時間を短くするのはむしろ効率がいいのです。

また、調査員の人数も3名以上だった場合、人数を減らしてもいいと思います。
探偵の調査では、調査員の人数によって調査の成否に大きな影響はありません。ただし、
調査員1名と調査員5名以上の場合は、調査効率がかなり制限されてしまうため逆に調査を
失敗する可能性があるため、調査員の人数は2名もしくは3名がベストな数になります。

この用に、パック料金で無駄な箇所を削減することで、料金を安くすることができます。

なにも探偵に無理をして料金を安くしてもらうように言う必要はなく、
探偵側から提案された調査内容について自分の調査には無駄と思われる箇所を省く交渉をすればいいのです。

探偵の口コミからわかることは色々あります。
調査料金のこと、探偵の調査力のこと、探偵を選ぶ上で知っておきたい、
探偵を選ぶ参考になる情報を口コミから調べることができます。
探偵を選ぶのも、人それぞれに依頼する探偵を決めたポイントがあります。これから探偵選びをする参考にしてください。

探偵と警察は違いがあります。民間と国の捜査機関としての違いだけではなく、
この2つには他にも明確な違いがあります。
探偵に調査を依頼するか、それとも警察に通報するか悩んだとき、
この2つの違いを把握しておくことは重要なことです。